保育士試験の実技対策

実技試験について

資格の取得方法というと、学校に行き養成課程を修了するか、試験を受けるかの2つあります。
そのうち試験を受ける方法では、筆記試験と実技試験の2つが行われます。

ピアノ

  • 音楽 : ピアノ・ギター・アコーディオンのどれかを使い弾き語りをする
  • 造形 : 出題内容を元に絵を描く
  • 言語 : 出題内容を元に子供が目の前にいるつもりで3分間読み聞かせる

この3つの中から2つ選び、実際に試験で行っていきます。
そしてそれぞれの内容では、合格のポイントがあります。

音楽では元気よく歌うようにし、造形では明るく動きがあり、遠近感があり、色彩豊かで温かみのある絵を描きます。
言語では声の出し方や、方言技術、子供に対しての話し方になっているかという部分が見られます。
特にこの中では、造形は事前に内容を知らされないので、少し難易度が高いです。

3つの中からどれを選ぶべきかは、得手不手だけで選んでは失敗しやすいです。
ピアノが苦手という方でも、試験ではあまり上手くいかなかったと思っても、意外に高得点だったということもあるので、ねらい目かもしれません。
ちなみに言語のみ平成27年からは出題内容が変わっていないので、対策がしやすいでしょう。

誰かに見てもらう
試験では、保育園の子供に見せることを前提にして行われます。
実際には試験会場には子供はいませんが、いるつもりで行うようになります。
そのために、試験対策としても、まずは子供でなくて良いので、誰かに見てもらって評価してもらう必要はあります。
これは誰かに見てもらって評価してもらうだけでなく、人前で行う練習にもなります。

確実に人前で演技する練習を行い、人前であがらず行えるよう対策をしておきます。

実技講座を活用しよう

どのようなことを行うのか知りたいならば、まずはYoutubeで実技に関する動画があるので、見てみるのも良いでしょう。

参考サイト

専門学校や通信講座でも、保育士の実技講座対策は行っており、受けることが出来ます。
このような講座だと1回ごとに受講することも、また実技対策部分のみ受講することもできるので、それほどお金はかかりません。

実際に学校に通いプロの指導を受けられる講座から、自宅で実技用の制作物や録音した演奏音楽を郵送すると、添削してくれる通信講座もあります。
添削サポートをしてくれる講座から、通信講座だと多くがサンプル資料をもらえるので、それを参考にできます。

まずはあなたの住んでいる地域で利用できる講座を調べ、自分にとって利用しやすい講座を受講すると良いでしょう。