横浜園の閉園問題
横浜市鶴見区にある認可保育園「寺谷にこにこ保育園では、保育士の不足を理由に2018年3月で一部閉園を決めたところがあります。
待機児童の対策で進んだイメージのある横浜市でまさかの保育士が不足し、園が平円となる事象にマスメディアでも大きく扱われました。
園児37人は今月いっぱいで転園を余儀なくされるなど影響は大きく、今後の対策が求められています。
常勤の保育士2人と派遣の保育士1人が家庭の事情を理由に退職を先月にしてしまったことが直接の原因ですが、休園になった保育園では、前年の12月にしに保育士の退任と保育士の公認を確保できない恐れがあるとして、新規の0歳児の入園募集を停止し、来年3月で休園とすることになりました。
勤務のローテーションが組めないため、1・2歳児のみとして3歳から5歳までの園児37人を今月いっぱいで転園させることとなりました。
保育園は、臨時の保護者会で休園になることを謝辞し、「保護者と子どもたちに申し訳ない」と話しています。
横浜市では、保育士不足を原因とする休園は、過去に聞いたことがないとしていて、園児の転園について可能なかぎり対応したいと動いています。
横浜市では、待機児童0で有名な子育てに力を入れている都市で、新たに保留児童の問題が挙がっていましたが今回は、保育士側でも大きな問題になっています。
三重県の閉園問題
保育士の不足ではありませんが、三重県の津市でも閉園問題ありました。
閉園になったのはさつき保育園という保育園で、運営している社会福祉法人ライトの経営悪化が原因と言われています。
保育園の施設が津市の耐震基準を満たしていなかったことから、市では保育園に改修するよう命じたのに対し、経済的に費用が集まらず改修工事ができなかったことが理由として挙げられています。
2018円1月にさつき保育園では、保護者あてに連絡があり、閉園を通知されました。
保護者はその翌日に津市の子育て支援課に保育園の空きを問い合わせ、子育て支援課が現状を把握し、対応を行いました。
津市の子育て支援課では、私立と市立の保育園の園長と会議を開き子ども達の受け入れ先を打診、さつき保育園近くの清泉愛育園が、さつき保育園の土地と建物の買い取り、保育士の増員をして、子どもたちを受け入れることを発表するなど自治体と保育園が連携し、行動が速やかに行われています。
まとめ
待機児童以外に保育士の待遇が問題いになっていますが、現在もやはり問題として残っています。
今後の自治体の動きを含め、どのように改善していくかが重要なポイントとなっていくでしょう。