知識を得て仕事をするため
保育士の仕事と言うと、保育でありそれは子供を相手にします。
プログラマーのようにC言語を使えないといけないことや、スポーツ選手のように秀でた技術を必要とする仕事ではありません。
しかしながら、仕事では子供の潜在能力を引き出し、安全を確保して、保育していかないとならないです。
特に小さい子供となると、大人と違い、どのような行動をするか予測がつかず、予想して行動することは難しいと言えます。
このために、子供に関する知識がないと安全そして十分に仕事を行うのは難しいでしょう。
そこで、国家資格として保育士の資格を定め、実際に仕事を始める前には十分に学び知識と技術を身につけてから、現場に行くようになっているのです。
仕事では、常に子供に気を配り危険を予測しながら動き、事故のないよう管理します。
小さな命を預かっているとも言え、安全の子供を遊ばせ、保護者が安心して子供を預けられる環境を作っていくのです。
こうして国家試験を受けて保育士の資格を得た方は、保育するにあたっての、十分な知識を有しているという証明になります。
また保育士の資格を取得できたら、登録手続きをしておきます。
登録する場所があるので、必要な書類を揃え、登録申し込みを行うと登録され、登録後にはじめて保育士として働くことができます。
スキルを磨き続けよう
保育士の資格を得た後は、いよいよ職場探しを行います。
保育園以外にも、児童養護施設、託児所、助産施設など多くの場所で働くことができ、勤め先の選択肢は広いです。
民間企業でも託児所を開設するところもあり、そのような場所で働くことも可能です。
保育園によっては、実習を経てそのまま採用となるところもあるので、スムーズに保育士になろうとするならば、正社員登用などの制度のあるところも良いかもしれません。
求人の案件はハローワークや求人サイトで探すことができますよ。
子供を相手にお遊戯や運動などを行うくらいなら、さほど勉強しなくてもできるのでは、と思う人もいるようです。
しかし、子供相手だからこそ、役立つような知識やスキルを身につけておくと、就職活動で大いに役立ちます。
例えばダンスやピアノなどは、保育士の国家試験でも実技として行わないとなりません。
踊れたり楽譜を読んでピアノ弾けたりが秀でていると、現場に直結するスキルを持っているということで、就職で有利になる場合があります。
これらは短い間でスキルは身につかないので、資格取得後も日ごろから、しっかりとスキルを磨き続けると良いです。
もしもあなたが体力に自信がないというならば、運動や軽いトレーニングなどを行い、仕事に向けて体力を付けておくと良いでしょう。
保育園での仕事は思った以上に体力の求められる現場であり、1日中休む暇がないほど忙しいです。
体力が必要とし、力仕事も多いので、まだ全体的には少ないですが、男性保育士の需要も増えてきています。