仕事に資格は必須ではない
ベビーシッターは、国家資格は存在せず、誰でも仕事をしようと思えば始められます。
ただ、どのような仕事をしていけばいいのか、その内容やノウハウなどを知らない方も多いので、民間団体が認定する資格を取得しておいた方が、仕事には有利です。
民間の資格としては、認定ベビーシッターがあり、会社に雇われて働くとすると、資格所有者のみを採用するところもあります。
また、資格を取得すれば、資格手当を出し、給料アップに繋がる会社もあります。
資格の取得方法は、2つあります。
研究会に出て、最後に認定試験を受ける方法、または保育士養成課程の学校に行き、さらに在宅保育の科目も履修する方法です。
認定試験を受ける場合は、実務経験が必要となるので、時間は問いませんが、保育関係の仕事をしている必要があります。
やはり仕事をするならば、資格の持っていない人より、有資格者の方が有利です。
それは親の立場になって考えると、資格のない方に保育をお願いするよりも、有資格者にお願いした方が信頼性があるからです。
資格なしでも仕事は可能ですが、そのためには子供に対する知識などが必要であり、保育士などの免許があったほうが良いでしょう。
保育関係の実務経験もあった方が望ましく、子供相手に仕事をするので、知識だけでは対応できないこともあり、予想外のことも起きます。
知識よりも経験が活きる世界なので、子供関係の仕事して、経験を積んでおく方が良いです。
仕事の始め方
仕事を始めるには、無難な道としては、ベビーシッターの会社で働くことです。
いくつか専門の会社があり、多くの場合は登録制となっており、自分の都合の良い時間に働けます。
その気になれば、週1からでも働くことができ、アルバイト感覚で働けます。
都合が合えば、いくつかの会社に登録しておいても良いでしょう。
または、少ないですが企業によっても、託児所などを設置し、募集しているところはあります。
独立開業することも可能であり、開業にあたっては、必要な資格や登録はありません。
個人でも開業しやすく、一人だけ見るようなベビーシッターの方もいます。
開業するとなると、保育する場所を整えないとならないので、自宅で開業するとしても、子供がのびのびと暮らせるような、清潔なスペースを確保する必要はあります。
重要な部分として、損害賠償に関することです。
子供に怪我をさせる、子供や親の私物を壊してしまう、または逆に子供が暴れて家の中の設備を壊される可能性もあります。
そのために、家財道具に関する保険と、親子に関する保険、こちらはベビーシッターとして開業している人が加入できる保険があります。
自宅で開業しなくても、その子供の家に訪問して保育する形式も可能です。