地域別に保育士求人を探すべき理由とおすすめの保育士求人専門サイト紹介

地域別に保育士求人を探すべき理由

保育士不足が進んでおり、待機児童が減らないという社会問題に課題が残る中、保育士の離職率は以前として高い水準です。

▶参照:第3回保育士等に関する関係資料厚生労働省

地域別に保育士求人を探すべき理由は、各地域、各都道府県によって、保育士確保の対策が進んでいるところと、そうでないところで、賃金や働き方のなどの、労働条件に差があるからです。

具体的にどんな差があるのか、都道府県での保育士確保の取組みについてみてみましょう。

東京都の保育士確保の取り組み

東京都は全国でも一番求人有効倍率が高く、保育士不足の課題が多い地域です。だからこそ、東京都の保育士確保のため最も精力的に保育士が働きやすい条件を整えている地域といえるでしょう。

▶参照:保育人材確保の取組について 東京都福祉保健局

ちなみに保育士の給与面の年収相場比較では、和歌山県381.6千円、愛知県371.6千円に次いで全国第3位の368.6万円です。

神奈川県の保育士確保の取り組み

神奈川県横浜市では、神奈川県社会福祉協議会やハローワークや民間企業と連携して、保育所等の情報紹介サイト「えんみっけ!」や保育士確保コンサルタント派遣事業などで、保育士の確保に力を入れています。

▶参照:保育士確保の施策 横浜市

千葉県の保育士確保の取り組み

千葉県では全54市町村のうち、32市町村が待機児童数0を達成しています。

千葉県は保育所等の整備促進に3,922,000千円を投じ、2017年から2018年には1,000人以上の利用定員数の増加という実績を残しました。

▶参照:保育所等利用待機児童数及び利用定員数について(平成30年4月1日現在)

埼玉県の保育士確保の取り組み

埼玉県の求人有効倍率は令和元年7月時点で3.22倍。少しは改善に向かっていますが課題が多く残っています。保育士1人当たり給与上乗せ補助金が、東京都と比較すると4倍もの違いがあったり、東京都と近接している地域では、働き方の条件面や賃金の面で、東京都の保育園に移ってしまうケースがあります。

そうした問題解決に向けて保育所の整備促進を進めているのです。

▶参照:令和元年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(松井 弘議員) – 埼玉県議会

おすすめの保育士求人専門サイト紹介

「今の職場があわない」、「待遇の面で不満がある」など保育士のかたが転職する場合、地域別に保育士求人を探すために、保育士求人専門サイトを利用しましょう。

転職方法としてポピュラーなのが保育士専門の求人サイトの利用です。保育士専門の求人サイトなので、各園の情報も詳細に記載されており、転職・就職活動の際、優先的に活用することをおすすめします。

転職を成功させる優先順位

「保育Fine!」などの保育士専用求人サイトを利用し、効率よく進めていくには先ず、転職の目的を明確にしておきましょう。

転職の理由は人それぞれです。人間関係や金銭面、拘束時間などいろいろな理由が存在します。いずれも転職することで問題を解決したいということです。

これを達成するために必須なのが条件です。時間を確保するなら完全週休2日、30分以内の通勤時間など条件を洗い出し、優先順位をつけていきます。
優先順位をつけることで譲歩できる条件、できない条件を区別でき、転職活動の長期化を防げて転職しやすくなるでしょう。