チャイルドマインダーの資格について

チャイルドマインダー

少人数保育を行う人

最近になって聞くようになってきたこの資格は、少人数保育を行うために必要な資格です。
12歳までの子供を対象として、少人数制で、なおかつ家庭的な保育を行っていきます。
保育園などとは違い、資格保有者一人につき最高で4人まで保育を行えます。
大人数の面倒を見るのとは違い、子供一人一人に対して、より身近な保育を行うことが出来ます。

少人数の面倒を見ながら、保育以外にも教育や健康管理も行っていき、どちらかというと保育士よりも、ベビーシッターに近い内容です。
それぞれの子供に最適に接するために、まずは保育して子供を預かる前には、親とじっくりと話し合い、どのような方向で保育していくか決めます。
通常は、子供を自宅で預かりながら、保育していきます。
まだそれほど多くはないですが、依頼者の親の家へ訪問し保育する、民間施設で保育するなどの形もあります。

講座を受講する

資格を取得するならば、保育士とは違い、民間の資格となっており、民間団体が開催している講座を受講し、最後に検定試験に合格すれば、取得となります。
現在は、資格を取得できる講座は、3団体が開催しており、どれも検定試験の合格率は70%以上となっており、試験は難しくありません。
講座は通学と通信制があるので、あなたの都合に合わせて学べます。

講座はそれぞれ、開業までのフォローがあるなど特徴があり、受講費用も違います。
まずは3つの講座をそれぞれ資料をみて比較し、どれが自分に一番あっているか調べると良いでしょう。
講座を受講すれば、最後に検定試験となり、ほぼ資格取得できたと言えます。

開業について

資格を取得したあとは、いよいよ開業です。
ただ準備は必要であり、すぐに仕事が出来るわけではありません。
この資格を持っていても、保育士やベビーシッターとして働くことはできないので、資格を活かすとすれば、チャイルドマインダーとして働くことになります。
保育できる人数が少ないこともあり、求人は少なく、仕事をするなら、開業することになるでしょう。

まずは場所を確保することとなり、自宅か施設を確保します。
そしてその場所で保育できるように空調やスペースなどを整えていきます。
保険に加入も必須となっており、最近は、チャイルドマインダー専用のものもあります。
最後に、サービス料金や内容を決めていき、夜間保育など、他の施設と差別化できると、集客しやすいです。
準備が整うと、自治体に開業届を出し、開業です。

チャイルドマインダーとして成功するには、親のニーズに応えることです。
夜間や休日保育を行う、預かる時間を延長するなど、公的な保育所にないようなメリットを打ち出せば、ニーズに対応でき、保育依頼も多くくるでしょう。